異能力があっても、なくても
今回は『異能力』に関するお話をします。ぱちぱち。
異能力がないとされる世界では非能力者が異能力者を差別したり疎んだりして、異能力が普通にある世界では異能力者が非能力者を差別したり疎んだりします。異能力者と、非能力者、その二つは変わらないのに、どちらかが普通であるかによって、生きやすさが全然違うわけです。
異能力がないとされる世界では、きっと異能力を堂々と使えません。もしかしから変なことをする人と言われるかもしれませんし、なんならずるをしていると言われる可能性もあります。逆に異能力が普通にある世界で、能力が無いと言えません。そうしたら能力が無い人、無能と思われてしまうからです。
これは違う世界の話だと思う人が多いかもしれませんが、結構大事なことだと思います。普通が違うだけで、差別する側、される側が違うんです。どちらかが劣っているとか優れているとかではなく、どちらかが多数派で少数派で決まってしまうこと。不平等ですね。
だからこそ本当にそれが普通で当たり前なのか日々考えることが大事なのです。正しいのか間違っているのか、劣っているのか優れているのか。多数派の意見で決まってしまうので、そうではなくて何が大事なのか自分で考えることが大事だなって思いました。
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